なぜ今「長崎」なのか

　　旅行会社が密かに注目渡航先として、また格安航空券パックとして露出するのではないかとウワサの高い「長崎」について１０月現在でわかりうる情報をお届けします。みなさんは今ブームをおこしているNHK大河ドラマ「篤姫」の次なる作品をご存知でしょうか？　2010年の大河ドラマは「龍馬伝」。坂本龍馬３３年の生涯が描かれます。この幕末史の風雲児・坂本龍馬ゆかりの地というのが「長崎」なのです。今、長崎では地元住民がガイドツアーをする「長崎さるく」という独自ツアーを設けていたり（「さるく」とは歩くの意味）、博物館や歴史あるキリシタン文明の建築物などを観光用にさらに充実させリニューアル・公開可能にするなどちょっとした街おこしが着々と、そして急激に発展しているのです。街の魅力もさることながら、これから先の長崎ニーズを見据えて旅行会社もそういった地元観光のしくみをうまく巻き込んだ格安ツアーをくんだり、足となる格安航空券を格安で手配するなど計画中というわけです。

　さらに作る・見る・ふれる・まねる・乗るといった体験をキーワードに観光できるので、格安でさまざまな遊びができると２００８年型観光スタイルとしても注目を浴びています。